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​​"アーブスクール"ってなんだろう?

「Erv outfitters and guides school」 で培った精神を伝えたい

「Erv outfitters and guides school」 アーブアウトフィッターズ&ガイズスクールは「羆撃ち」久保俊治が若き日に学んだ、Erv Marnarich(アーブ マルナリッチ)校長による、モンタナ州ハミルトンにあったアウトフィッター・アンド・ハンティングガイドスクールが「アーブスクール」です。日本でも本格的なハンティングスクールを立ち上げ、本物の猟師を育てたい。という想いから、羆撃ち:久保俊治を校長として、より北海道のフィールドに合ったカリキュラムで構成した「アーブスクール ジャパン」が2018年4月より開校しました。


※アウトフィッターとは?

 アウトフィッターは、広大な土地に地上権を有しています。その土地の中には、山があり、川が流れ湖も森もあり・・・。日本だと「ここは国立公園では?」と思えるくらい魅力的な自然環境が広がっています。その土地にクライアント(お客さん)を集めて、ハンティング・登山・カヌー・ホーストレッキングなどの、各種アウトドア・レクリエーションとその場所を提供するのがアウトフィッターの仕事です。各レクリエーションは専門ガイドを雇い提供されます。通常、アメリカではクライアントからアウトフィッターに依頼をし、アウトフィッターから各ガイドに仕事が割り振られます。自分の土地の人気が出るかどうかは各ガイドの技量にかかっており、その人気によってアウトフィッターが得る収入も異なります。まさにアウトフィッターにとってガイドは大切なビジネスパートナー。優秀なビジネスパートナーとなりうるガイドを育成する・・・。それがアウトフィッター・アンド・ハンティングガイドスクールの重要な意義でした。

フィールド講座の紹介

「食事は焚火で自炊、宿泊は野営」

久保俊治校長の 「単独で山中に入り、何日も野営しながら獲物を追跡し、仕留める」という狩猟スタイル は、すべての猟の基本技術となります。野外で野営や調理を経験することは、幅広く自然の中で生きることについて学ぶことにつながり、災害時など「いざ」という時に自分の安全を守るだけでなく、大切な人の命を守るために求められる技術です。講座中は集団での行動になりますが、「各自が一人で山に入り、なんでも一人で出来るようになってもらう」 ということを講座の大きな目的としています 。雨が降っても、風が吹いても、雪が降っても・・・どのような条件下においても焚火をし、米を炊いて、現地調達または持参した食材を調理する・・・。そのために自分が必要だと思う道具・装備を持参し、四季を通じて各自の技術を磨いてもらいます 。 


※各講座では必要に応じて装備一式など「受講のしおり」にて受講者にメール配布します。
※初心者・未経験でもまったく問題ありません。講師・スタッフ・事務局が開講中しっかりとフォローします。事前の質問も歓迎です。まずは「何ができて何ができないのか」をしっかりと把握すること。自然の中で生きるための第一歩をサポートします。

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フィールド講座の生活

基本的な装備や米は各自で準備・持参してもらいます。講座受講者の方には、各講座必要に応じ「装備のしおり」をメールにて配布し、一例装備を紹介します。
★基本装備一例
シュラフ、マット、ツエルト、飯盒、食器類、米(一食一合×日数分)、ライター、新聞紙、タオル、ナイフ、のこぎりなど
※写真は冬講座装備の一例
★食事について
冬講座以外は、基本的に山から採れる・獲れるもの=現地調達になります。そのうえで、事務局にて獣肉・汁物など食事の際には最低限の量を提供していますが、基本的には釣り・採集などのスキルを磨く場所です。各自講座中にこれらのスキルを磨き、飢えることが無いよう、自然から搾取しすぎることのないように山での食事法も学びます。
★宿泊について
野営を基本としています。個人テントが危険と判断される場合は、集団で幕営設置し、拠点とします。
★服装
全講座共通:雨具(カッパ上・下)、防寒具、着替え、など。
足回り:春・秋・冬は長靴、夏は沢足袋
※夏は渓流メインとなるため濡れても良い服装・履物。乾きやすいズボンなど。

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​受講にあたっての注意

我々は一時、野生動物の住処にお邪魔している状況です。

★アーブスクールの講座は、ヒグマなどの危険な野生動物が生息する環境下の講座であり、過酷な自然環境下での野営が前提の講座であることから、講座参加者全員の第一種国内旅行保険等(注1)に加入を必須とし講座を開催します。講座開催中の事故・怪我およびそれらによる後遺症については、上記の加入保険の範囲内で保障されます。 

  講師・スタッフ・事務局は講座開催中において参加者に対し、最大限の安全配慮は万全に行いますが、万が一に備え保険の加入を必須とします。そのうえで、講座初日に保険の保障範囲を超えるような賠償請求には応じかねますのであらかじめご了承の上、お申し込みください。

注1…第一種国内旅行保険につきましては、本講座参加者の方全員に事務局が保険の手続きを行います。受講決定者には開講時にご説明しております。


★講座開催中の写真撮影の制限・動画撮影の禁止について

講座中は動画撮影についてはすべて禁止としています。写真撮影については、地理情報が写真データに記載されないように設定の上、自由時間のみ撮影を許可しています。

※フイールド情報漏えいを防ぐため、あらかじめ地理情報を写真に組み込まないように各種機器の設定をお願いしています。自分たちが学ぶフィールドの自然環境は受講者自身で守ることを前提とし、ご協力をお願いしています。

※撮影をして「後からいつでも見返すことができるから今は注意しなくてもいい」という状況を自分で作り出すと、いつまでたっても技術は身につきません。その時に得られる情報を最大限に吸収することに全神経を集中しましょう。

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